日本人デザイナー「トモ コイズミ」がNYを夢の世界に

2019秋冬NYコレクションで日本人コスチュームデザイナー、小泉智貴氏による「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」が披露したファッションショーが、世界中のメディアで話題になっている。

【楽天市場】supreme バッグの通販

これまでコスチュームデザイナーとして、レディー・ガガをはじめ、Perfumeドリームズ・カム・トゥルーなどのステージ衣装のほか、多くのCM作品を手掛けてきた彼の才能に目をつけたのが、スーパースタイリスト、ケイティ・グラント。インスタグラムで、レインボーラッフルで作られた爆発的なドレスやボディスーツに一目惚れした彼女は、今回NYファッションウィーク初参加となる彼のショーをプロデュースすることに。

オープニングに女優のローワン・ブランチャード、加えてベラ・ハディッド、エミリー・ラタコウスキー、テイラー・ヒルジョアン・スモールズといった錚々たるメンバーをキャスティング。また、メイクアップはパット・マグラス、ヘアはガイド・パラウという超一流のスタッフが脇を固めるという、新人デザイナーのショーとしては別格の扱い。

さらに特筆すべきはショー会場。ケイティとも深い親交がある「マーク ジェイコブス」のマディソンアベニュー店を貸し切り、ストア内の階段をランウェイにしたのだ。さらに、自由の女神Tシャツやキトゥンヒールシューズも貸し出すという優待っぷり。階段下に集まったゲストの多くが、砂糖菓子のようにスウィートなドレス群に息を呑み、夢のような時間を共有した。

NYファッションウィークは、常に目新しいことを発表することに必死で、事実その機会にも溢れている。新しい、未知の才能が引き出され、祝福されたのだとしたら、それは素晴らしいこと! 「トモ コイズミ」が世界の人気トップデザイナーに名を連ねるのも時間の問題だ。

写真:惜しみない声援に手を振って応える「トモ コイズミ」デザイナーの小泉智貴氏。
プロフィール/小泉智貴

https://www.tote999.com/category.php?id=312
1988年、千葉県生まれ。大学在学中に自身のブランド「トモ コイズミ」を立ち上げ、オリジナリティあふれる色彩と女性らしいフォルム表現が高く評価される気鋭のデザイナー。自身のコレクションのほか、レディー・ガガなど数々のアーティストや広告の衣装も手掛ける。